ゆず湯の美肌・リラックス効果が凄い!冬至だけじゃもったいない!
冬至の夜にお風呂に浮かべる果物といえば……そう、「ゆず」です!
子供の頃、年に一度の「ゆず湯」に入った思い出のある方も多いかもしれませんね。身体ポカポカ、香りで心もリラックス……!
じつはゆず湯には、冬至の日だけじゃもったいないほどいろんな効果が詰まってるんです。しかも女性の美容と健康には、とくに効果バツグン!
今回は、嬉しい「ゆず湯」の効能についてご紹介します。
1】ゆずに含まれる様々な成分!その効能とは
「一年で一番夜が長い日」、それが冬至です。この日ゆず湯に入ると
「邪気を払ってくれる」
「1年じゅう風邪をひかない」😷
と言われ、日本では江戸時代から広く伝わる習慣となっています。
ではなぜ、ゆず湯に入ると「風邪をひかない」と言われるのでしょうか?じつはこれ、あながち迷信でもありません。
ゆずに含まれる様々な成分は、美容にも健康にも効果的。その効果が言い伝えの由来なのではないかと思われます。
成分(1)リモネン
柑橘類の皮に含まれる香り成分、リモネン。ガムの香料や、ボディクリームの原料としても広く利用されています。
リモネンの香りには、
リラックス効果
安眠効果
ガンの抑制効果
基礎代謝アップ
免疫力アップ
肌や髪の保湿効果
などの効果アリ!嬉しい働きが詰まっています。
成分(2)シトラール
強いレモンの香りを持つ精油成分、シトラール。レモングラスなどのハーブや、ショウガにも多く含まれます。
シトラールの主な作用は
血管を弛緩させ、血流をよくする
それにより体温を上昇させる
頭をスッキリさせる
など。ゆずやレモンの香りで目が覚め、脳がシャキッとするのはシトラールの効能なんですね。
成分(3)βカロテン
βカロテンは緑黄色野菜に豊富な色素の一種ですが、ゆずをはじめとする柑橘類にも多く含まれています。
βカロテンの作用は
抗酸化作用で身体の参加を防ぐ
粘膜の健康を保つ(とくに目の粘膜に効果が高い)
美肌効果
細胞の成長促進
ガン予防
など。健康には欠かすことのできない成分です。
成分(4)ヘスペリジン
ヘスペリジンは柑橘類の皮に含まれるポリフェノールの一種で、とくに熟す前の青い果実に多いとされます。
ヘスペリジンの効果は、
毛細血管の強化
血行の改善
血中コレステロールの低下
アレルギー症状の緩和
リウマチの症状緩和
など、多岐にわたります。あまり耳慣れない成分ですが、心強い働きをしてくれるんですね。
成分(5)クエン酸
レモンや梅干しなどを食べると「酸っぱい」と感じますよね。この「酸味」の正体がクエン酸です。
クエン酸の働きとしては、
乳酸を分解し、疲労を回復する
血行の改善
美肌効果
ミネラルの吸収を促進
アンチエイジング
ガン予防
などが挙げられます。
疲れたときには酸っぱいものを食べると良いと言われますが、これもクエン酸の力なのです!
成分(6)リンゴ酸
リンゴ酸はその名のとおり、リンゴやバナナ、ぶどうなどの果物に含まれる有機酸の一種です。
リンゴ酸が身体に働きかける効果は、以下のようなものです。
疲労回復効果
自然治癒力をアップさせる
体内を弱アルカリ性にして、胃腸などの病気を予防
デトックス効果
クエン酸と同じ有機酸の仲間・リンゴ酸。効能もよく似ていますね。
成分(7)ビタミンC
ビタミンCと言えばレモンのイメージですが、同じ柑橘類であるゆずにも豊富に含まれます。
ビタミンCの代表的な効能は、
疲労回復効果
シミやシワの予防・改善
ツヤツヤ美肌効果
精神的なストレス緩和
デトックス
抗酸化作用でアンチエイジング効果
など。ゆずには、これら女性に嬉しい効果もたっぷり詰まっているんです。
成分(8)ペクチン
ペクチンは、食物繊維の一種。果物などの酸と反応することでゲル状になるため、ジャムやゼリーの材料として使われることが多い成分です。
ペクチンの美容・健康効果はというと、
血糖値の上昇を抑える
コレステロール値を抑える
便秘や下痢の解消
腸内環境を整える
疲労回復効果
など。ゆずには、お腹に優しい効果もいっぱいなんです。